この会を作ろうと思ったのは、子どもを希望の保育所に入れるための苦労がきっかけでした。
結婚して6年、なかなか子どもに恵まれず、2年間の不妊治療を経て、1992年11月8日に無事長男を出産。保育所に入りにくいのはなんとなく聞いていたので、生後2カ月の子どもを抱っこし、保育所探しを始めました。
まず第一希望の保育所を訪問し、4月から入所したいことを伝えました。そこで保母さんに言われたのは「仕事を続けようと思っていたら、7月までに出産しないと公立の保育所は無理よ!これは常識。」とのこと。やっと恵まれた子どもなので、そんなことは考えてもみませんでした。
その後、市認可の家庭保育所や隣の市の保育所、無認可の保育所などをまわりました。中にはこんなところで保育できるの?と疑うようなところも数カ所ありました。市の保育所申請用紙には第8希望まで書くことができます。もちろん第8希望まで記入しました。予想通り希望の公立保育所には入れず、1駅電車に乗り、坂を登ったところにあるマンションの1室を利用した市委託の家庭保育所への入所が決まりました。よし!今度は7月までに産むぞ!と第2子を計画妊娠。
しかしまたまた問題発生。育児休暇を取得すると、上の子が3才未満のため、せっかく入った保育所を退所しなければならないとのこと(現在は2才未満に変更になりました)。そんな情報はどこにも書いてありません。実はまだ前例がなかったのです。これでは第2子が希望の保育所に入所できても、第1子が入所の権利を失います。保育所のはしごは、勤務時間から考えて不可能です。
市の保育管理課の男性いわく「ふつう働いていたら、第2子の出産は3年開けるでしょう。」。ここで怒り爆発!ワーキングマザーは市に出産の間隔まで決められるのでしょうか。我が家のように、なかなか子どもの出来ない家庭もあるのです。
この後、くやしさをぐっとこらえて、何度も保育管理課を訪れ交渉しました。あまりのしつこさからか、「それなら第2希望のところへ、兄弟共入ってください。」と急に態度が軟化。どうやら、うるさい→緊急度が高い→優先的に措置するということのようです。
せっかくの楽しい育児休暇時代、こんな苦労をこれから子どもを産んで仕事を続けようとする人にはしてほしくない…。そんな思いから会を設立しよう、と決意しました。